ベリーダンスと妊娠のお話 -ついにきた陣痛とお産編-

1月9日に、

無事元気な男の子が生まれました!

うまれてきてくれました !涙

遂にこのコラムも最終章?!

ドキドキのお産編さぁスタートです。

1月8日のお月様

満月の日に出産するケースが多いと聞くので、

12/26の新月から月の満ち欠けに敏感に過ごしてました。

空を見上げてては、

大きくなってく月にそわそわ。

そんな中、知人のベリーダンサーさんで助産師さんの方から、

「潮の満ち引きもチェックしてみてー」

というアドバイスを頂いたので、

なんとなく気になってタイドグラフを眺めてすごしてた前日。

この時は全く生まれる気配なし。

満月まで後2日あるしなー

もうちょっと先かなー

って感じだったのが!

分娩待機室にあったタイドグラフ付きカレンダー

9日の大潮、

満潮の4:00過ぎ頃なんの前触れもなしにいきなり破水

→干潮の10:30頃陣痛が本格的に始まり

→次の満潮15:30頃無事出産

っという、タイドグラフ通りなお産に仕上がりました。

なんて神秘的!

そして凄まじい体験っした!

ほんと無事に生まれてきてくれたことに感謝しかないです。

ありがとうありがとうありがとうーーー

生後1時間。生まれたてホヤホヤ♡

わたしの場合、

陣痛一切なしでいきなり破水し、

その後も全然陣痛がこず、

分娩待機室でモニターつけながら、陣痛がくるのを待ってました。

6段階くらいあったかなー

出産に至るまでの陣痛のレベル。

まだ脳内は爽やかだった第1段階

第1段階

一回の呼吸でかわせるレベルの

小さい陣痛の波。

サーフィンの時波を交わす感じに似てるなー

と例え話が旦那にできるくらい余裕があった。

この時子宮口1cm。

先生には初産だしお産は今夜かなと言われる。

☝︎まだ余裕だった第2段階の時の脳内ピクチャ

第2段階

一回の深呼吸では交わせなくなりはじめ、深呼吸3、4回必要。

今思い返せば呼吸が浅くなってきてたんだろな。

でもまだまだ余裕。

波に巻かれたときみたーい

なんて旦那に説明できるレベル。

AVEDAのバランスミスト1もってたのにー!

第3段階

噂通り、陣痛とともに便意を模様し始める。

助産師さんのアドバイスが的確で、

「お尻の穴から息を吐く感じで!」がすごくわかりやすく、

まだ呼吸でなんとか乗り越えれるレベル。

いつもレッスンでは、

「お尻の穴から吸って脳天から吐く感じで!」

と呼吸を意識してるけど、

この逆のイメージでの呼吸は、

なんだろ?ルートチャクラを開いていくような

深くグランディングしていく感覚があって、

不思議初体験でした。

意識の差でこうも身体の感覚って変わるのね。大きな発見。

とかなんとかそんなことを考えるまだ余裕あり。

この時子宮口4cm。先生にいい感じと褒められ気分よし。

エクソシストが始まる第4段階

さぁ第4段階

インスタに陣痛に悶えてるわたしの動画アップしてます。(うめき声がホラーすぎて音声は自粛w)

https://www.instagram.com/p/B7GZQIelbbg/

記念にと言われもらったたけど、なんの記念かわからないw

でもこうやって臨場感をシェアできるので

撮ってもらっててよかった?です。

この辺からちょっとづつ余裕と理性がなくなってきます。

本格的に陣痛が始まると助産師さんから

とにかくいっぱい動いて!との指示があり、

意識朦朧としながら、とにかく動いてみた。

とくに踊ろうとも思ってなかったんだけど、

陣痛の痛みに合わせて勝手に動く

身体のうねりとゆらぎがもうベリーダンスそのもので、

ベリーダンスがお産の動きからきてるっていうのも納得。

改めてこの踊りの奥深さを知った気がします。

わたし的には、

天を仰ぎながらのアンジュレーション

(っていうベリーダンスの動きね)

が1番陣痛が和らいだ気がするw

ここからは旦那も写真撮る余裕なし。お産後の写真をば。

ただ、これは序の口。

ここが始まりにすぎず、次に来た第5段階。

もはや立つことも動くことも出来ず、

それどころか呼吸さえも思うようにできなくなる。

呼吸がうまくできないと訴えると、

ふぅ~ぅん♡

ってやってみて

っていう謎の呼吸法を教えてくれる色っぽい助産師さん。

全く体得できず、

ぅん♡という吐息めいた助産師さんの呼吸とともに、

お尻の穴に指を突っ込こまれるという現実に

ただただ混乱。

そこにまさかのベビの大暴れが始まる。

破水してから8時間以上も経ってたし、苦しかったのかな?

早く出たかったんだと思う。

ベビが暴れるといきんでしまう。

まだだから、まだだからといって聞かせるも、

全然言うこと聞かずとにかく暴れて、

もはやいきむことしかできず…

その隣で

呼吸でですよ呼吸~

とかいいながら、

ふぅ~ぅん♡

とずっと色っぽい呼吸&ア♡ルを刺激してくる助産師さん。

ますますパニックに。

(このお産を思い返しても、この時のこの呼吸法だけが

まぢで一切合切理解の範疇外。

どういうことだったんだろうか?)

ぅん♡

って最後留めるんですよ~♡

いや全然わかんないw

この時子宮口まだ6cm。

だったんだけど、

助産師さんによる子宮口マッサージのおかげで

一気に9cmまで広がる。

新生児の可愛さったら!疲れが全部吹っ飛ぶ!

こっからが驚異の最終第6段階。

9cmまで子宮口を広げてもらった診察室から待機室までの帰り。

廊下をよたよた歩いてた時に襲ってきた陣痛に耐えられず、

自分でもびっくりするような雄叫びをあげる。公衆の面前でw

待ち合い席にいた妊婦さんたちがドン引きしてる

のはわかったけど、もう完全に理性崩壊。

そのまま分娩台へ連行され、

まだ子宮口開ききってないけど、

赤ちゃんさがってくるまで、

好きにいきみたいだけいきんで、

好きなだけ叫んでいいよ

っとの助産師さんの言葉に心おきなくいきみまくり!

叫びまくり!

人生でこんなに声をだしたのは初めてだったと思う。

もう理性一切なしw

記憶がかろうじてある程度。

子宮口が全開になり、ベビが下がってきた頃、

叫ぶのを禁止され、叫ぶ声を全部いきみにつかって!

と言われ、いやびっくり。

どんだけの力が叫び声に使われてたんだろか?!

いきめるいきめる。

そこからは、体感的に早かったかな。

ベビの頭が見えた時の最後のいきみと、

出て行く時のとぅるん感が

爽快だったのを覚えてます。

何をやってもかわいい♡w

本格的な陣痛が始まって、

生まれるまで5時間3分。

分娩台に上がってからは1時間くらいだったかな。

初産にしては短いほうで、

完全自然分娩だったこともあり、優秀ですよ~

と褒められたのはベリーダンサー的に

最高に嬉しかったけども、

これで早い方、優秀って…(白目

もはや懐かしい妊婦時代。phoyo by Horiさん

っと途中から壮絶な陣痛でしたが、

不思議と「痛い」というワードは口からでてきませんでした。

っていうのも、

わたしの知る「痛い」とはレベルの違うもので、

この感覚を表すボキャブラリーを持ち合わせてなかったから、

だと思う。

っていっちゃうと、

これからお産を控えた方を怖がらせちゃうかもだけど、

いや違うんだ。

確かに壮絶な感覚なんだけど、

「痛い」とはちょっと違うんだ。

実際、陣痛のタイミングに合わせて

助産師さんが子宮口を広げるマッサージしてくれた時、

容赦なく広げる助産師さんのマッサージに

悶絶レベルの痛みを感じたものの、

陣痛の感覚はまた別にあり、

最後の最後ラストスパートのいきみの時に、

「あーここがひっかかちゃうんだねー」とか言われながら

先生にぐいっと骨ぽいとこを引っ張られた瞬間は

意識吹っ飛ぶくらいの激痛でしたが、

やはり陣痛の感覚は別にあった。

うまいこと言えないんだけど、

陣痛って、ちょっとした希望でもあったりしました。

なんつーか導き?

この感覚に身を委ねればいいっていう

変な安心感も確かにそこにあって、

怖いものでも、絶望でも決してなかったかな。

もう神の領域、人体の不思議、生命誕生の神秘。

photo by Shoka Arakaki

だいぶ長くなっちゃったけど、

そんなこんなでわたしの初めてのお産は幕を閉じてのでした。

っといいたいとこだけど!

産んでからが、また色々ありました。

のでまた後記書きまーす!

tazuko