この1か月くらい
すんごい考えてたことがあって、
それは「師弟関係」のこと。
NYCの師匠が引退してスタジオを閉めるという噂を聞いてから、
めちゃくちゃ心ぐわんぐわんで、すんごいいっぱい考えた。
遠いNYCにいる師匠、
ぶっちゃけてしまえば、
NYCに住んでた(15年前?)たった2年足らずの時間。
日本に帰ってきてからは、3回程しか彼女の元に学びに行けていない。
でも、やっぱりわたしの踊りの、ベリーダンスの原点は彼女だ。
そんな彼女の存在は、ここ日本でなかなか馴染めずにぽつんと活動するわたしの孤独を埋めてくれる大きな存在で、常に心の拠り所だった。
そんな彼女が引退…スタジオクローズ…ちょっとしたパニックになった。自分でびっくりするくらい。
わたしのことを「師匠」と呼んで慕ってくれる子ができたんです、この噂を聞く少し前に。
それまでもいたけど、いやそんな信頼関係まだ全然築けてないっしょ、適当に都合よく人のこと呼びやがってと内心思ってて、「師匠」とか言い出した瞬間からさーーーーーっと引いてしまう自分がいた。
でも今回は、素直にとても嬉しくて、でもその反面、正直どう自分があればいいのかわからなかった。
今、ちょっとわかったことは、心の拠り所であることなんだと思う。師弟関係って。
そう思うと、めちゃくちゃ毛嫌いしてた、簡単に師匠師匠と人のことを呼ぶ人たちは、きっと心の拠り所が(ダンスをする上で)欲しかったんだろなっと思える。思い返すとほんとそうで、あぁ悪いことしたなぁ…当時は器量ないので、心の中では中指立てて追い返してたものなw
師匠のスタジオを維持するクラウドファウンディングがNYCで立ち上がった一報が昨日届いた。
あぁコロナが終わったら絶対に行かなきゃ、あのスタジオへ、彼女の元へ。