糸満の女

 

先日沖縄で写真家の新垣尚香
作品撮りした写真が届きました。

 

撮影は、いつものごとく、
なんとなくの行き先と
お互いの脳内にある漠然としたイメージを求めて
ドライブ。ゲリラスタイル。

 

 

わたしは、
高校の卒業作品で制作した自作の着物を着て、
沖縄の風景と共に撮りたかった。

 

30代、40代はまぁなんとなく
エンターテイメント?的な踊りでいいとして、

50代くらいからは
糸からいや出来ることなら蚕から育て
紡ぎ織った布を身に纏い踊りたいなと。

生命をね戴いて踊りたいなと。

そういう呪術的な要素欲しいなと
漠然と一昨年くらいから
(ちょうど文化服装学院の
短期講座に通ってた頃くらい)
考えてて、

 

未来予想図写真とでもいいましょうか、

 

そーだー試しに自分で織った着物
という衣装を着た姿
っていうのを見てみよー

 

っていうのがわたしのイメージ

 

メイクも琉球舞踊のあの感じに寄せてみたけど、
難しかったなぁ。

 

 

撮影場所は糸満。
沖縄の南にある港町で、
母の生まれ育った土地。

 

(ゲリラ撮影してたら、
うっかりおじいちゃんに遭遇するっつーねw
そして今日は母の誕生日。おめでと。)

 

 

糸満美人と言われるほど、
美人が多いこの土地は港町が故に
きっとたくさんの民族の血が混じってるのでしょう。

青い目をした女の子や
金髪の男の子が母の小さな頃よくいたんだとか。
でも両親もおじぃおばぁもうちなんちゅ。

 

どっかで混ざったんだろうなぁ〜

 

港町のロマンだね。

 

 

 

海は糸満の市街地から少し離れた米須海岸。
サーフポイントでも有名なスーサイドで。

 

沖縄戦で多くの人が亡くなったところなんだよね。
こんな綺麗な海で。

 

 

台風が来てたので
波が荒かったんだっけっかなー
この日は。

 

彼女が切り取る世界
好きだな

 

 

 

写真家・新垣尚香の写真展やってます。

「のうむ -the dense fog- 」
2018.9.15-9.23
at Foto Space Reago Okinawa

more info.
shokaarakaki.com/news